今週はボラティリティのピークが過ぎたか?
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恐怖指数と呼ばれるアメリカのVIXという指数があります。
S&Pの銘柄のオプションのインプライド・ボラティリティを平均した数字です。
これの日本版VIXが日経VIです。
こちらも同じように日経225オプションのオプションのインプライド・ボラティリティから算出された値となっています。
この数字が今週は50ポイントまで上昇しましたが、その後40ポイント程度まで落ち着いています。
このページでチャートは見れます。
ここから推測するには、恐怖指数は少し和らいだ。
徐々にこれから落ち着いていくように見える。
しかし、まだスーッと下がらないところを見ると、疑心暗鬼が続いているように解釈もできる。
この先の動きは誰にも読めませんが、市場参加者がどんなことを思っているのか、暗示(インプライド)している数値から推測することは可能かもしれない。
そんな指数になっています。
アメリカの雇用統計とか、日銀の会合とか大きなイベントがあって何事も無く通過すると、ボラティリティはストンと下がることが多いです。
これをウォッチしているだけでも、相場観が養えるかもしれませんね。