最後はオプション

オプションに関係しないことが大半の雑記です

娘の自転車の練習から見えてくる投資の理論と実際

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昨日の記事を書いた理由を今日は書こうと思います。

 

option-trade.hatenablog.com

 

なんでこのような記事を書いたのかというと、つい先日子どもと公園で自転車の補助輪無しの練習をしていた時にふと感じたからです。


最初はふらふらして全然乗れそうにもありませんでした。

 うちの娘は幼稚園で一輪車は乗りこなして、手放しで進めるし簡単に曲がったりできるのに、自転車は乗れないのです。

 

輪が1つより、2つの方が明らかに安定性は高い。

理論上は誰もがそう思うのに、現実は自転車に乗れずに、一輪車は思うままに操作できる。すぐ自転車に乗るのを諦めて、一輪車に乗りたがってました。

楽に乗れるのが一輪車だから。

 

この現象は、頭の中で考えているだけじゃ、理論破綻しているから説明がつきません。

だって一輪車より自転車、ほうが車輪が多いから安定性が高いのは明らかでしょう。


でも私の目の前で起きている事実は理論とは異なっているのです。

 恐らくうちの子供はすぐに自転車にも乗れると思います。(親ばか)


ただ体の使い方、バランスのとり方が一輪車と違うので最初は自分でバランスを取る方法を身に付けてないだけ。

  

あなたが取り組んでいる投資も一緒かもしれません。

理論は分かった。じゃあトレードさえすれば、来年は大金持ちだ!


・・・


でも実際はうまくいかない。


説明通りに損切りできない、ついつい早めに利食いしてしまう、いつの間にか証拠金オーバー、寝ている間にNYダウが暴落して翌朝真っ青・・・

そんなことってよくありますよね。

 

 私自身もノウハウコレクターとなりいろんな情報教材を購入したりセミナーを受けてあらゆる戦略を試しましたが、必ずうまくいくものばかりではありません。

というかオプションの本質を知ってから他の人の情報教材を見てみると、リスクが見え見えなので怖くて信用できないものもたくさんあります。

信用できないから裁量が働いて、利益を伸ばすことが出来ずに損切りも早めにしてしまいます。

 

そうやって自ら破綻を回避できるようなスキルが無いうちに、むやみに手を出してはいけないと私は思っています。

一定数が破たんし、スキルのある人だけが難を逃れることになっても、常套文句が投資の世界には存在しますので自分自身で身を守るしか無いんですね。

 

投資は自己責任。

このフレーズは強烈です。損失は全て自分のせいなんです。

理論上正しくても、自分で使いこなせないといけません。

 

子供の自転車と同じで、自転車に乗れるようになっているからこそ「車輪が2つあるから簡単だよ」と言えるのです。

自転車に乗れないうちの娘には、一輪車のほうが遥かに簡単に感じているのですから。