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お好み焼きを生で出す腕前の私が、超絶簡単な半熟煮玉子に挑戦した結果は?

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「今日のお昼ごはんはパパに任せろ!」
 

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先日家で張り切ってお好み焼きを作り、失敗しました。
 
タネをかき混ぜて一気にフライパンに流し込み、22cmフライパンいっぱいにお好み焼きが広がって、あまりの厚みに表面が焦げ焦げ、そして中身は生という最悪な料理を作りました。
 
妻は無言で焦げを避けて食べてましたが、子供には出せないので妻がそうめんを茹でてました。
 
「こんなんなるなら、やらなきゃ良かった」と激しく後悔した料理の腕前を持っています。
(ちなみにお好み焼きの写真は撮ってません。燃えカス&生キャベツのハーモニーは撮りたくもありません(泣))
 
 
そんな私がネットサーフィンして見つけた記事が、これ。
 
2014年の記事ですが、ブックマークが2000以上付いているので、かなりの人が見たことでしょう。
 
 
書かれているのは
ついに何回やっても再現度100%で美味しく作れる
完璧な煮卵のレシピが完成致しました!!
しかも超絶簡単です!!
いやいやいや、そんなうまくいくわけあるかいな(ーー;)
 
しかも完璧な煮玉子は半熟とのこと。
 
まじかよ。おい。
 
私は半熟卵に憧れてキッチンタイマーを使って卵をゆでて、見事に固茹で&生のままという経験をして、半熟卵なんてうまく作れないことを実証しているんだぞ。
 
 
そんな人にも超絶簡単なんて、誇大キャッチコピーにも程がある。
 
今回はさらに洗練された100人が作って100人が美味しく食べられるという完全版煮卵レシピとなっております!!
 
そこまで言われたら、作らずにはいられない。
 
私が101人目の規格外になるなんてことが無いと思い込みたくて早速作ってみました。
 
嘘だとわかっているのに何故か今回だけは本当だと信じてしまう。
詐欺商法に引っかかった気分ですが、半熟玉子を美味しく食べる家族を思い浮かべると、作ることが私の使命だと感じてきました。
 
 

半熟煮玉子の作り方

玉子を茹でる

まず鍋に水を入れて沸騰させます。

さすがにこれは私でも出来るぞ。
 

次に冷蔵している玉子を、沸騰したお湯に投入。

はい、右側の玉子に注目!
 
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内蔵ドビューって出ちゃってるんですが(泣)
 
早速やらかしました。
普通に投入したら鍋底まで高さがあるので、割れたんですね。
または急な温度変化で膨張したか。
 
いずれにせよ、鍋に玉子を入れるのは普通に入れるのは厳禁。割れちゃうから。
お玉で静かに落とせばいいんですよ。
 
失敗から学ぶって大切。
 
茹でるのは6分。しっかりキッチンタイマーで測定。
 
 

冷水で冷やす

ガンガンに氷を入れて、3分冷やします。

 

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内臓が出ちゃった玉子はこんな感じ。
 
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グロテスク。
もはや失敗の2文字しか思い浮かばない。
 

流水で殻をむく

これ「超きもちいい~」(by水泳選手)
こんなにするむけになる玉子の殻の割り方ってこれなんですね。
 
料理の腕が上がった気分。
 
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この気持ち良い殻の剥き方を知っただけで、すでに達成感が半端ないです。
これだけで元が取れた(←何の?)という気分。
 

めんつゆに浸す

次は剥いた玉子にめんつゆをかけます。
 
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と、ここで内蔵が取れました。
しかも内臓が無かったかのような表面をしています。
 
やったね!
 
 

キッチンペーパーをかけて浸す

 
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ここでふとした疑問が。
 
 
「なんか、めんつゆの色が薄くない??」
 
完成した煮玉子の表面の色が、液体の色より濃くなるなんて、ありえない。
そうめん食べるくらいの色じゃ、1週間つけてても煮玉子色にはらないぞ!
 
 
説明を見ると、
ゆで卵を容器に入れて、100ccの麺つゆを入れる・既に完成された調味料である麺つゆを味付けに使うことで、間違いのない味に仕上がります!※筆者は2倍と3倍とストレートを試しましたが、2倍が丁度良かったです。
このように書かれていて、何を思ったか私は「100ccのめんつゆ」の濃度を1倍に希釈しました。
つまり2倍濃縮だったら50ccの原液を2倍に薄めて100ccにしたものだと読み取ってました。
 
そしてうちのめんつゆは4倍濃縮だったので25ccを4倍に薄めて100ccにして投下しました。
 
いやー、こんなところにトラップが潜んでいるとは。そりゃ薄いでしょ! 
 
 

気を取り直して2倍濃縮の濃さに調整

 これで出来上がり。
あとは半日以上待つだけ。
 
 
 
本当にこんなに簡単でいいの?
 
しかも過去に半熟玉子を一回も成功したことがない腕前の私が、茹でるの6分冷水3分という単純明快なルールで、本当に半熟になるのか?
 
今すぐに1個割って半熟度合いを確かめたい気持ちを抑えつつ半日待ちました。
 
 
 

結果

 
 
 
 
 
 
 
 
超半熟!完璧!!
 
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 ↑
これはイメージ画像じゃなく、実際に作った煮玉子の写真ですよ(^^)
ニトリボーンチャイナの皿に乗せてます。
 
※「超半熟」とは、とろ~りとした半熟度合いがバッチリ再現されているという意味で使っています。
決して生に近い半熟という意味ではありません。
 
 

まとめ

これマジすごい!
再現性100%は誇張でも誇大広告でも何でもない!真実だった!
 
これ、やるべきです。マジで。
 
 
下手なラーメン屋で煮玉子食べるくらいなら、家から持ち込んで大将に隠れてこっそりどんぶりに入れたくなるくらい上出来です。
 
元の作り方と私の内蔵ドビューの失敗事例を参考にしたら、全員成功するでしょう。
良かった、私が100人中100人の規格内で再現性を証明できて。