娘をリケジョに育てるプロセス
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妻の実家から笹だんごが50個送られてきました。
妻「おばあちゃんから笹だんごを50個もらいました。
それを妻のママ友に10個あげました。さて残りは何個?」
笹だんごとは
笹だんごは北陸地方の名産です。
家族4人で50個って多すぎだろーって思うのですが、デフォルトが50個のようで毎回大量に送られてきます。
それはそれで嬉しいのですが。
娘の取った行動とは
さて、冒頭の質問。
笹だんごを10個あげたら残りは何個になるか、妻が小学1年生の娘に質問しました。
ちなみにまだ算数で引き算は習っていない。
最初は指折り数えていたのだが、途中で指が10本しか無いと数えられない事に気が付いたようだ。
そこで私は10、20、30、40、50と指に数字を当てはめさせ、10個あげたら残りは?という引き算の概念をベースに伝えたのだが、「意味わかんない」と一蹴され、指折りから紙へと移行した。
そして、50まで書いた後に、どうやって10を引くのか見ていたら、「11」から数え始めた。
この紙を見ると「10」と「11」の間に線が引いてあり、「11」の上に「1」が割り当てられている。
ちなみにこの紙はデイズルークス所有者に送られてきたカルロス・ゴーンからの手紙が入った封筒だ。
おお。素晴らしい発想だ。
これがリケジョだ。
答えは
満面の笑みで娘が
「32個!」
と言いました。
うーん。
妻が「50を5だと考えて、40個は4にすると、5-4は?」
娘「あ!じゃあ31個が正解?」
おぅ・・・32個が前提になっている。
これでは埒が明かない。
現状分析
そこで彼女の思考プロセスを紐解くべく書かれた紙を分析することにした。
重複カウント
この矢印の所、「11」と「12」の連番で111となっていて、その間を2つとカウントしている。
つまり「11」「11」「12」「13」・・・とカウントしていたのだ。
抜け
他の箇所では抜けがあった。
上記の写真の矢印を見ると33番めのカウントを忘れている。
飛び
正解の40に対して大きく乖離した原因は、これである。
36番めの次が27。
以上3点、
- 冒頭の111でのカウントミス
- 33番めのカウント忘れ
- 36から27への逆行
以上の3点が複合して、8個分紛失する結果となった。だれが8個食べたのだろう?
もらったのは50個なのに
よく画像を見るとわかると思うが、右下に54まで書かれている。
もらったのは50個なのだが、数字を書いてたら楽しくなって50を超えていたことに妻が気付きストップを掛けた。
これが理系脳だ!
私(理系)は、ここぞとばかりに絵を書いた。
どうやって伝えたら良いか。
とっさにひらめいた図がこちら。
10個の笹だんごを入れた袋が5個あって、1袋ママ友にあげたら残りは・・・
娘「あ!40個だ!!」
この瞬間我が家が拍手喝采に包まれたのは言うまでもないだろう。
そして満足感を体中に感じながら、食後に作る予定にして楽しみにしていた「おえかきグミランド」のことをすっかり忘れて就寝した娘であった。
まとめ
ただの親バカです。