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タスクシュートのセミナーに参加して私が感じたこと

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昨日のブクマにタスクシュートについて質問を頂いたので、その回答です。

タスクシュートとは、時間管理の手法の一つです。

徹底的にライフログを記録し、それを見返すことで未来のタスクの改善へとつなげる仕組みです。

セミナーに参加してなんとなく見えてきた私の感想を書いてみます。

今までの私の時間管理の考え

未来の計画を組み立てて、それを実行するために努力する。

まるで蜃気楼のように、目の前に無いものを目指す・・・

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タスクシュートの考え

過去の自分の行動履歴を記録し、そこから改善を図る。

足跡の1つ1つを記録するイメージ。

http://eduplotion.com/wp-content/uploads/2015/04/jpg1

このように未来を描いて未来に合わせて現実を寄せていくか、それとも過去の行動から未来を構築していくか、という違いがあります。

過去の記録から始めたほうが、楽

正直、今までタスクリストは全て未来に何をやろうか?を考えてひらめいたアイディアをとにかく放り込んでいました。

でも、タスクシュートの考えは「過去に自分がとった行動は未来も取る。だからまず自分の癖や行動傾向を知るために過去の記録をキチンと取って、それを未来に役立てる」という発想です。

このやり方の何が良いかというと、実体がある過去の記録を測定するという処理をすることが始まりなので、空想のピラミッドを組み立てなくていいんです。

といっても、過去の記録をちゃんとしてなかった人にとっては(私も含む)、結構記録取るだけで一仕事なんですけどね。

jMatsuzakiさんのセミナー

Taskchute Cloudというタスクシュートをクラウドシステムにした作者であるjMatsuzakiさんが機能解説したセミナーでした。

その時の様子。うまく顔が見えないように撮影w

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参加して何より衝撃だったのは、

水を飲む(所要時間1分)

これを記録していること。

 

「いや・・・それって、記録するのに30秒とかかかったら、全体の所要時間1分30秒になってしまって、ただ時間の無駄なんじゃないですか?」

というリアルな疑問をぶつけてしまいました。

 

jMatsuzakiさんは、まじめに

「これは私にとって第二領域(※7つの習慣の重要だけど緊急じゃないこと、のタスクのこと)なので、これは記録すべき事柄なんですよ」

という明確な回答。

 

おお、意識高い系。

 

私もそうなりたいってわけじゃないけど、明確な自分の基準をもって付けているので、使い方のヒントになりました。

結局は日々の行動は第二領域をいかに稼ぐかというゲーム。

そのゲームを高得点にするために、重要じゃないけど緊急なことなどを処理しつつ以下に第二領域を確保するか。

 これがタスクシュートの本質かな、と感じました。

タスクシュート考案者の大橋さん

大橋さんと個別相談会も行っていただいたのですが、実は時間をログとして記録するのは二の次、という衝撃なコメントを聞いてしまいました。

 

「はい~??これライフログツールじゃないの??」

 

ライフログを取るのに、やったこととその時間を記録するよりも重要なことって何だと思いますか?

私はどう考えてもタスクシュートの考えは時間を正確に記録することだと思ってました。

というか全員がそう思うはず。それが違うという衝撃・・・。

これは書籍では絶対把握できない発見でした。
この一言を聞けただけでも、土曜に渋谷までセミナーに参加した会がありました。



私は凄く発見があったけど、他の人たちは私と同じような発見があったのかな?

それとも「なんだか難しそうだな」で終わっているのかな。

 参加者はこれからタスクシュート管理をしようかどうかを、今回のセミナーでクリアにしたいと思っていたようですが、私はすでに課金してやる気満々(というかすでに始めている)状態で、さらに使いこなすためのヒントを探しに行ってたので、実は私が一番意識高い人に見えたかもw

 

そんなことを考えた一日でした。

 

タスクシュートは一言で言い表しにくいですが、あえて言うなら「意識高い系を目指す人には最適ツール」って感じでしょうか。

 

私も目指せ意識高い系。

 

セミナーに参加する際には

結局セミナーは、どういうものか探るために行くよりも、何とかものにしようと前のめりで受けたほうが、何倍も吸収できるし効果も高いと思います。

そして文字や動画だけじゃ知ることが出来ない、ポイントと言うかキモというか、新たな発見を得ることが出来るのがセミナーのメリットだと私は思います。

もちろんセミナーの講義内容自体も勉強になりますが、それと同じくらい自分の持っている知識が繋がったり、記憶の底に沈んだ思い出が蘇って結びつく。

こんな体験が出来るのは、書籍を見るだけでも動画を読むだけでもなく、セミナーで集まるか1:1で話をするか、だけですね。


タスクシュートセミナーでは食事会もあり、その場でも作者の想いや実行するうえでのポイントも聞けました。

こういう場が大切だって改めて実感しました。

セミナーとランチ会の支出は、しっかり元は取れた感じです。


食事会で食べたのはこちら。

セミナーでランチ会って、参加したの初めてかも。

おしゃれ。

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