裏面照射型CMOSに惹かれてエブリオ R-300を購入
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仕事で使っているビデオカメラが調子悪く、買い替えしました。
買い換えた理由
使っていたのはキャノンのR42。
- SDカードの読み取りエラーが頻発
- 「SDカードの蓋が閉じてません」が消えない時がある
- 100Vの端子が小さくてガタガタ
という不具合が出て買い替えを決意。
もう3,4年くらい使っているから、非常に役立ってくれ、本当は同じシリーズを購入しようかなと思っていました。
用途はセミナー収録で、SDカードメインで動画を撮影するので内蔵容量は不問、使いやすくて願わくば異常が収録中じゃない時に判明してくれればいいなという程度。
100V電源につなぐ事が前提なので、バッテリーの持ちも特に要求せず。
なので、壊れなければいいという要望に対して、SDカードの蓋のエラーがあったり、端子がバカになりやすいというところが、ちょっとマイナスポイント。
なので他メーカに候補がないかリサーチしました。
最近の売れ筋を価格.comでみると、キャノンのビデオカメラってあまり上位にいないんですね。
私が買った時はキャノン全盛だったような気がしましたが。
Panasonicか、JVCか
高付加価値のものは不要なので、廉価版を価格.comでリサーチして、PanasonicかJVCがよさ気ということになり実機を電気屋でチェック。
Panasonic HC-V360M
- 100V入力の接続が丸ピンタイプなので堅牢性高そう!
- SDカードは外からアクセスできるので、キャノンの「SDカードの蓋が閉じてません」エラーの心配なし。
- 液晶が2.7インチと、キャノンの3インチに比べるとかなり小さい感じ
JVC R-300
- 100V端子は小さめだけど、まあキャノンのよりはバカになら無さそう
- 5時間バッテリーが持ちます!防水!という機能は実は要らない・・・
- 液晶が3インチはいいね
という感じで、甲乙つけがたい。
まあ価格を見ると3万円を切るくらいで同等な感じだったので、他の性能差がないかをリサーチしたところ、レンズ性能に差がありました。
MOSと裏面照射型CMOS
PanasonicはMOS、JVCは裏面照射型CMOSということで、センサー性能に差があるようです。
裏面照射型CMOSを採用しているメーカはソニーとJVCくらいで、特に暗いところでの撮影に適しているとのこと。
デジカメでは一般的なんでしょうか。
私は疎いのですが、この「暗いところでも撮れる」という裏面照射型に惹かれて、JVCの購入を決断。
多分、私の用途(室内のセミナー収録限定)にはそこまで拘る必要はないのでしょうが、ついこういう決め手を探し、決断に至りました。
実機を手にして
良かった点
キャノンではシーンセレクトくらいしか出来なかったのが、明るさ補正、ホワイトニング補正が可能。
実はこの機能がありさえすれば裏面照射型CMOSにこだわらなくてよかったかも(汗)
惜しい点
SDカードを抜くのに100V電源用端子を抜かないといけないことが発覚。
結局抜き差ししてバカになる可能性が・・・。
写真ではわかりづらいですが、SDカードを抜くのに端子を抜かないと干渉するので抜き差しが必須となる。
この辺りの耐久性がどうなっているかですね。まあこの端子がダメになるだけだったら端子だけ買い換えればいいだけですが。
気になる点
SDカードの初期化
気になる点としては、キャノンでは「SDカードフォーマット」にさらに「完全初期化」というモードがあったのですが、JVCにはありません。
キャノンのモードが過剰だったのかどうか定かではありませんが、あって当然なんだと思う機能がないと若干不安になりますね。
コンセントプラグ
あと、地味にコンセントプラグが収納できないということが判明。
左が今回購入したJVC、右がキャノン
集音性能
あとはまだ実際にセミナーをしていませんが、集音性能はどのくらいかが気になります。
ズームをした時に対象物の集音をする「ズームマイク」なる機能もあるので、意外と使えたりするかもしれません。
総合的には、今のところ思わぬ「こんな機能もあるんだ」という発見があって、買ってよかったと思えていますのが、果たして。
おわりに
意外と使ってみると必要な機能、便利な機能というのが分かります。
あまり用途はないかもしれませんが、レンズ付近に発光するライトがあって暗いところでもスポットライト的に照らしてくれます。
今の機種は常識なんでしょうか?スマホで出来るくらいですからね。
数年前からいろんな機能が追加されて、3万円弱で購入できるなんて嬉しいです。
この機種を使い倒して、次回はPanasonicを選定してみようかな。