CMEグループの日本支店を訪問したら、目指すところは「education=教育」でした
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昨日、CMEグループの日本支店を訪問しました。
上記の図の上から2番目。CME Groupと書いてあるのが今日の訪問場所。
霞が関ビルの中の6階に入っています。
CME=シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ、つまり取引所です。
このCMEはアメリカの取引所の一つです。
日本で有名なのは東京証券取引所(JPX)ですね。
普通の個人投資家は証券会社(SBI証券とか楽天証券とか)と接点はありますが、なかなか取引所と会話することはありませんが、今回はご縁があってCMEの方とお話をしました。
キーワードはeducation
CMEの主力商品は、個別株ではなく為替や商品の、特に先物オプション。
商品と先物が合わさると日本では
「ヤバい投資のにおいがする・・・」
(byイラストや)こんな擬音語までいらすとやがカバーしています(笑)
という気がしますが、アメリカでは農家のリスクヘッジのために、コーンの商品先物を農家やバイヤーが使って、大損しないようにコントロールするために使っているので、経済活動を安定させるために使っています。
現に、コーンの取引量はCMEの中でも上位10番目に入るくらい取引ボリュームがあるみたいです。
最近は、WTI(原油)とか天然ガスの取引高が増えているようです!
アメリカがこれまで輸入国だったガソリンや天然ガスが、シェールオイルなどで輸出国に回ったため、取引高がものすごい急増中だそうです!
あとは債券先物や金利の先物を扱っているので、だいぶマニアックというか玄人向けの商品ラインナップですね。
で、実際にこれらの取引を日本で行おうとすると、今はIB証券で口座開設して取引をするしかないので、なかなか日本でのボリューム増は見込めません。
ですが、CME日本支社の方は「教育=education」として日本の個人投資家に投資リテラシーを高めてもらって売買につながればいいというスタンスでした。
世界のマーケットと比べても、日本の個人投資家は株の他に信用売買もやるしレバレッジ商品も好きだし、啓蒙すればCME商品を好んで扱ってくれるようなポテンシャルがあるとみているようでした。
なので、啓蒙活動を通じて日本の証券会社がCMEのラインナップ商品を扱ってくれるようにって取引高が増えるのではないかという、ながーい目で将来を見据えているようです。
効率がよいオプションに目がいかない不思議
信用取引でレバレッジ掛けたり、レバレッジETFを売買したりと、日本人は結構リスクを取ったりしています。
それなのに、リスクを取りつつ損失限定のオプション取引となると、なぜか多くの人は「難しい・・・」となって食わず嫌いで敬遠してしまうんですよね^^;
合理的に考えるとオプションのような便利な商品は、まさに前のブログ記事に書いたようにスマホの存在で、10年前は無くても困らなかったけど、今ではなくてはならない必需品になる存在だと思うんですけどね。
そんな内容を株式投資家に進めているのが、「オプション酒場」の1シーンにあります。
これを見ると株式投資家も「やってみようかな」となると思うんですけどね。
https://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/1904_optionsbar
出演者は、
伝説の元証券ディーラー ゆうじさん。
シンプレクス・インスティテュート 取締役 安藤 希さん
投資家 元芸人 むらやん さん
こころトレード研究所所長 投資家 坂本 慎太郎(Bコミ)さん
株式投資スクール講師 投資家 藤川 里絵 さん
日経CNBCキャスター岡村 友哉 さん
など一流の方々が出演されます。
で、私の知り合いに聞いたところ、
「日経CNBCは有料ですが、登録初月は1ヶ月無料ですので、1ヶ月以内に解約すれば無料で視聴できます。」とのことです。
登録初月のみ無料のようですので、5月の再放送を見たほうがお得かもしれないですね。
再放送が5月にたくさんあるので。
5月11日(土) 22:00~22:30、5月12日(日) 20:00~20:30、5月18日(土) 22:00~22:30、5月19日(日) 20:00~20:30、5月25日(土) 22:00~22:30
この放送も、教育の一環になるかな?と思います^^