かぶオプをやるならどの市場が良いのか?長期的に値上がりするアメリカ市場のほうがやりやすそう
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かぶオプの話です。
「はて、株?おぷ?」という疑問がわくかもしれませんが、かぶオプの話です。
※野菜のかぶは関係ありません
株式オプション、略してかぶオプ。
東京証券取引所が愛称で付けた名前です。
オプションの期限が来ると、株に変わる性質。
だから、株価が上がるほうが嬉しい。
私も最近かぶオプをやっていますが、
日本よりも株価が上がりやすい市場があります。
それがアメリカ株市場。
ということで日本の市場と比べてみました。
株価が長期的に見て右肩上がりのアメリカ
日本の指数、日経平均株価とアメリカの指数NYダウ平均を30年で比べてみます。
さて、(a)と(b)は、それぞれ日経平均とNY平均のどちらでしょうか?
(a)は1989年をピークに一度下落して、2019年にかけてようやく上向きかけているように見えます。
(b)はほとんど右肩上がりで、2008年に下落はあったものの、最高値を更新しているように見えます。
(a) |
(b) |
正解はこちらです。
パッと見て分かってしまったでしょうか。
じつは縦軸の縮尺が違うのですが、とんでもなく右のほうが値上がりしています。
日経平均の30年 |
NYダウ平均の30年 |
(a)の日経平均株価は、1980年に比べてピークで5.5倍になっていますが、その後落ち込んで現在は約3倍の成長です。
一方で(b)NYダウ平均は1980年と比べると28倍上昇して、先日も史上最高値を更新しましたよね。
2008年のリーマンショックは大きな下落だと言われていますが、長期的にみると2013年には下落幅を取り返しています。
過去の事例ですが、30年という長期的なスパンで見た場合には、資産運用で株を保有する場合、日本株よりもアメリカ株を持ち続けたほうが上昇する傾向があると言えそうです。
かぶオプは 株が主 オプションが従
かぶオプで受け渡された株が長期目線で上昇してくれたほうが、
利益を確定しやすいです。
もっとも株オプに限らず、
株は長期的に上昇してくたほうが保有していても安心ですし、
利益になりやすいですよね。
我々日本人としては
日本の経済が強くなれば日経平均株価も上昇するので、
できれば右肩上がりで推移してほしいと
願っている人が多いと思います(笑)
でも現実は過去30年間を見ると
NYダウに及んでいないのが現実です。
30年で比べると、
ピークで比較しても5.5倍と28倍ですからね。
特に2019年10月からは消費税の増税が待ち構えていて、
アナリストの予想も今後は株価の上昇よりも
停滞を示唆する人が増えてきているようです。
かぶオプは、
かぶ が 主
オプ が 従
です。
主がしっかりとしていれば、
従の商品でちょっと失敗しても挽回しくれる安心感がありますし、
主も利益をだして従も利益を出せば、
ダブルで利益を出すことも可能です。
もし日本市場も、今後株が右肩上がりで、
かぶオプの流動性が高まれば、
アメリカ市場に行かずとも日本でできるので、
それを待つのがいいかさっさとアメリカでやったほうがいいか。
私はアメリカ市場で投資しています。
でも、日本でできない投資を今すぐにしたい場合には、
アメリカが好きとか嫌いとかではなく、
日本でできない投資ができる環境が整備されているのが
たまたまアメリカ市場だった、
ということでアメリカ株市場に参入するのでも面白いのではないでしょうか。
というかぶオプの話でした。
詳しくはこちらでも書いています。
↓
P.S.
ちょっと難しい話でしたかね^^;
特に最近ペン字マスターコースの話ばかりだったので(笑)
実際に投資してみると、アメリカの経済の強さを感じます。