伝書鳩より効率悪いこと請け合い
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こんにちは。
小学1年生の娘を持つ親です。
※我が子ではありません。イメージです。
この記事を読みました。
激しく共感。
というか、この記事を読まないと不条理さにも気付かないくらい小学校の一方的な伝達に志賀がうことに一縷の疑問も思わないところでした。
小学校では何が起きているのか
結論から言います。何も起きていません。古き良き時代のDNAが受け継がれています。
私が子供の時から30年経っても。何も。
基本的にプリント至上主義。プリントに全ての伝達を託しています。
先日小学校の入園式のあとに行われた説明では、当たり前のように
「休む場合は連絡帳を使ってください。この連絡帳は集団登校の班長に渡してください。その際に必ず先生に早めに渡すように伝えて下さい。」
とのことでした。
おいおい。
だいたい前から休むってわかっている時で外泊しているときはどうするんだい?
だれが朝に集団登校の班に連絡帳を届けるのか??
仮に病気による体調不良だったとしたら、熱で苦しんでいる子供を家に放っておいて、親がのこのこと集団登校の集合場所までいくのかい?
んなの無理でしょ。
いや、無理じゃないけど優先順位が違うでしょ。
ちなみに電話連絡を受け付けない理由は、混乱するから。以上。
この不条理にすら気付かない親
以上のことは、明らかに「時代錯誤」と映りますよね。たとえ私のバイアスが120%かかっていたとしても。
しかし。
それが新一年生の初めての学級で言われるのです。
こちらは娘の様子が気になるし、これから1年間お世話になる先生だからいうこと聞こうと思うんです。
そうすると、全くこの不条理に異を唱えることができません。
というか気が付かないのです。
気がつかない親というのは私です。
なので、冒頭の記事を見て
「そうそう!そうなのよ!!!!よく言ってくれた!!!!」
と感嘆符つきまくりな反応をしてようやく気づくという私の浅はかさ。
これが小学校の現状でした。
ちなみに同僚に昼食時にこの話をしたら(独身と、保育園の子供を持つ親)、
ふたりとも呆れて物が言えない様子でした。
私がありのままの様子を説明した所、「金守はPTA会長になればいいよ。うん」
という回答。
正直言ってこの間の記事のように、保育園の子供を持つ親は打ちひしがれまっせ。
というカウンターパンチを食らわせておきました。
学校側にも言い分があります
まあ学校側にも言い分があるようです。
いろいろとしがらみがあり変えられないような意見もあるようです。
メールを使えない親に考慮しているとか。
今やLINEの時代なんですけど。
校則で「ポケベル禁止」とか書かれてそうな気がしてしょうがない。
プリントの内容はこの記事のようにわかりにくく作られているようです。
これから気を抜けない戦いが始まりそう。
小1の壁と呼ばれるものだそうです
これらの事象は、小1の壁と呼ばれるようです。
すでに用語として確立しているので、おそらく小学校以上の子供を持つ親御さんはすべからく経験していることなのでしょう。
ここで私が不条理を声高に宣言したところで、季節の風物詩なのでしょうね。
そして来年からは私高みの見物をする番。
実は先生のほうこそ困っているのかも
なんか学校批判になってしまっているのですが、私が伝えたいのは、スルーした経験を言及されることで己の不条理を気づくという経験をしたということが言いたいのです。
「アハ」体験というやつですね。いわゆる。
そんな学校で起きた出来事として印象深い件がありました。
先生が初めての点呼ということで、「1番○○さん、2番△△さん」・・・と名前をひとりひとり読み上げていきました。
「君」ではないです。男女とも「さん」。男女差があってはいけないからですね。人類皆平等。男が君付けの時代は終わりました。
34人いる生徒の中で32番めになって、先生が気をゆるめたのか
「32番○○」
と呼び捨てに。
31回点呼に成功しても、32回めに失敗したら台無し。
人類皆平等と言うはずが、一人だけ呼び捨て。
もう先生は平謝り。「申し訳ございません」を3回は聞きました。
通情のミスではやらないくらいの猛省。
当然呼び捨てされた親御さんが来ているので、そこで失敗するということはまかり間違えばこの件をネタにいじめの対象にもなるのか・・・。
今のは私の推測ですが、そう言わんばかりの謝りっぷり。
この件を見て、「あー、先生もすごい気を使って大変なんだな・・・」と妙に戦闘意欲がなくなっていく感じがしました。
モンスタークレーマーという言葉を聞いて久しく立ちますが、自分の子だけが他の子と違うことをされた瞬間に怒る親もいるんでしょうね。
「そんなの別にいいじゃん。君付けでも、呼び捨てでも。」
私はそう思うのですが、そう割り切れないのが今の教育業界のようです。
まとめ
不条理はたくさんあると思いますが、暖かく見守りたいです。